スイーツひとり部長🍫 35: アントワープの美味しい“手”🤚 の巻
久しぶりにお友達とアントワープに行って来ました!
※アントワープはオランダ語圏なので、アントウェルペンと呼ぶのが正しいかと思いますが、今日のブログでは英語読みの「アントワープ」で統一しようと思います。(オランダ語: Antwerpen 、フランス語: Anvers 、英語: Antwerp)ご了承ください。
スイーツひとり部長🍫 35
<アントワープの美味しい“手”🤚 の巻>
アントワープと言えば、ダイヤモンド💎の街、ファッション👗の街、そして「フランダースの犬」🐕の街!!
ネロが見たかった絵の作者、ルーベンスの故郷です。
「フランダースの犬」のお話の中で、ネロとパトラッシュが亡くなった聖母大聖堂(ルーベンスの絵が飾られています)の入り口前に、昨年末 大きな石像が出来ました。
今回の日帰り旅行は、この像を見るのが一番の目的です!
(2番目はスイーツ‼︎ 3番目はショッピング‼︎ )
朝10時。アントワープ中央駅から、聖母大聖堂へ向かって歩きます。
一心不乱に歩けば20分ほどの距離ですが、あっちウロウロこっちキョロキョロと寄り道(ショッピング)ばかりしていたので、一番目の目的の店へ到着するのに1時間半もかかりました(笑)
最初の目的地はここ!美味しいビスケット屋さんです。
PHILIP'S BISCUITS フィリップス ビスケッツ
http://www.philipsbiscuits.be/
店内に入るとバターの香ばしい香りが漂って、とっても幸せな気分になります。
様々な種類のビスケットを量り売りしてくれるのですが、特にオススメなのが「アントワープ」という街の名の由来、巨人伝説の「巨人の手」を形どったAntwerpse Handjes というビスケット。
《アントワープの巨人伝説》ご参考まで
その昔、シュケルデ川沿いには「アンティゴーン」という巨人がいて、川を通る通行人に重い税を課していました。税を払わない者の手首を切り取って捨てていたそうです(ああ恐ろしい!)
この恐ろしいアンティゴーンを征伐したのが、ローマ軍を率いていた英雄ブラボー。
ブラボーは、この巨人の首と右手を切り取って川へ投げ捨てたそうです。
巨人の手「ant」を切り取って投げた「werpen」が、アントワープ(アントウェルペン )の地名の由来と言われています。
マルクト広場には、この巨人の手を投げるポーズをしたブラボーさんの像があります。
さてさて。
目的のビスケット屋さんで悩んだ結果、欲張りな私はビスケットの詰め合わせを購入しました。
家に帰って一種類ずつお皿に出すと…全部で10種類のビスケットが入っていました!
どのビスケットも、バターの風味が豊かで文句なしに美味しい✨
※もちろんこれが全種類ではありません。詰め合わせには入っていませんでしたが、試食したレモンのビスケットがとても美味でした✨
ビスケット屋を後にしてまっすぐ聖母大聖堂へ向かう一向。
見つけた新しい「ネロとパトラッシュ」像は、遠足中の大勢の子供達が馬乗りになって大はしゃぎ。そして怒る先生💦
子供達が去ってからやっと近づくことが出来ました。
ネロとパトラッシュが一緒に横たわって、石畳の毛布(?)が掛けられています。毛布が石畳と一体化していて面白い作りになっています。
私たちの第一声は「デカいね」
次に「…毛布…(なぜ?)」そして「…私たちのネロのイメージとちょっと違うね…可愛いけど」
そうなんです。
かなりメルヘン調の彫刻(?)で、彫りも浅く柔らかタッチ。
とっても可愛らしいのですが、彫りが浅いので遠い遠い未来、酸性雨でネロとパトラッシュの顔が判別しにくくなるのでは!?と心配になりました(←余計なお世話💦)
とにかく、本日一番の目的が果たせて大満足でした( ^ω^ )
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